陰極まって、陽に転じる

震災＆原発事故から８ヶ月ちょっとが
過ぎようとしている今日、
震災＆原発事故の被害とその後の影響について、
感じた事があったので、シェアしたいとお思います。

詳しくは、つづきをご覧下さい。

皆さんは、 『陰極まって、陽に転じる』
という言葉を知っていますか？

それは、例えて説明するならば、
１２月の冬至に昼間の日の長さが最も短く、
寒さも最も厳しくなると、その後は、
春に向かって日の長さももどんどん長くなり、
気温も徐々に上がってくるということです。

つまり、すべての物事は、
ある極からもう一方の極へと循環しながら、
まるで季節のように循環して、
移り変わっていくということです。

陰のエネルギーとは、拡散のエネルギーで、
陽のエネルギーは、その逆で収縮のエネルギーです。

夏野菜は、地球の中心から拡散して実る
果菜類や葉ものが中心だから、
陰性が強く、身体を冷やします。

冬野菜は、地球の中心へ根を伸ばす、
大根などの根菜類が中心で
陽性が強く、身体を温めます。

そして、今回の原発事故で大量に放出された放射能は、
極めて陰性の強い極陰だと言われていますが、
その性質の通り、残念なことに拡散して
日本全国を汚染してしまっています。

しかし、その極陰のエネルギーが
日本全国に広まることで、（陰極まって）
日本人が結束し始めていたり、
人と人がお互い助け合うようになったり、
関東に住む多くの人達が故郷に帰って
両親と近くに住むようになったりとお互いを求め、
近づくような動きも始まっています。
（陽に転じる）

今振り返っても、震災＆原発事故が
日本に与えたマイナスの影響は、
計り知れませんが、同時に生まれた
日本人の新たな意識変革が
今後の未来に与える影響を予測すると、
確実にプラスとなる側面がたくさんあるのだという
希望を持たずにはいられません。

震災前、日本は、物質的に恵まれすぎていたせいなのか？
陰性＝拡散のエネルギーが強すぎたのだと思います。
それによって、ひきこもりや家族との疎遠など、
人と人との交流や温もりが
薄い雰囲気が確実にありました。

しかし、このような極めて大きな出来事を
体験する事によって、人の意識は、ここまで大きく変わる
ということを通じて、宇宙の秩序、バランスの法則を
８ヶ月経った今、とても強く感じます。

私たち日本人にとって、
本当に大きな3.11のあの出来事が
今後の人類の明るい未来にとって、
大きなターニングポイントとなることを信じて

2011/11/22
けんたろう