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ハーモニックアース  〜ヨガ、アロマヒーリング、ワークショップ〜  宮崎県
栃木県宇都宮市のヨガスタジオ、アロマヒーリングサロン、ワークショップスペース、Harmonic Earth
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先月から有機農業と照葉樹林の町
宮崎県綾町で有機農業研修をスタートして、
約1ヶ月間が過ぎました。

実際に、働いてみて感じたことは、
やはり、私たちが農家さんに食料を100%依存せず、
自分達でつくれる分だけの米や野菜を自給していくことが
とても大切であると感じました。

そして、自給できない分の食料は、食の安全を守るために、
もっと正当な価格で消費するということだと思います。

現在、特に、有機野菜の価格は、生産に対して必要な人件費や固定費等に対して、
全く正当な価格で取引されていません。真面目に安全な食料を作っている農家さん達は、
国や県の補助金精度等で何とかやりくり出来ているのであって、
売上だけで経済的に自立できていないのが、実状です。

その理由として、100%正直に、生産している有機農家さんの場合、
農薬や化学肥料等で不必要になった、草取り、害虫除去、有機肥料による
土づくりなどを未だに、手作業で行っているからです。

この何でも、機械を使用して、効率化していく時代に、
安全な野菜を食べよう思えば、やはり、手間ひまがかかって当たり前です。

そして、その手間ひま分の人件費等を
消費者達は、正統に支払うべきなのでは、ないでしょうか?

私は、今後、農家さんになる予定はありませんが、
このような事を実感して、今後は、安全な野菜を
もっと、正当な価格で消費していきたいと思うようになりました。

フェアトレードの必要性は、
海外の発展途上国との間にあるだけではなく、
数十キロしか離れていない、
日本各地の都市と農村の間にも存在するということなのです。

農家さんが経済的に安心して、安全な野菜を作れるように、
私たち消費者が農業という産業の大変さ、そして、大切さを
もっと、もっと評価することが本当に必要な時代に、
突入しているのだと思います。

けんたろう
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pass
100%共感します。
その通りだと思います。
古今東西、古代のエジプトの奴隷制度、中世ヨーロッパのアジア・アフリカの植民地化、日本でも豪族支配からの脱却のために、律令制が敷かれたにもかかわらず、国司・郡司みたいな小役人が農民を苦しめるなどのお上(の権力の庇護下の)搾取の構図は、鎌倉時代の守護・地頭、江戸時代の参勤交代、士農工商。。。などなど、枚挙に暇がありません。
そして、今のウォール街でのデモ運動で、“We are 99%!”と主張してますが、数パーセントのマイノリティーが、弱きマジョリティーを支配する構図が何千年と続いてきたのです。
我々が、今までの歴史と決定的に違うのは、ITの存在だと思います。
ここまで全世界の情報がほぼ同時に全世界の人が共有できる仕組みは、われわれ人類の歴史を大きく変える、大きく成長させる大きな武器だと思います。
アラブの春しかり、中国のネット規制を潜って自由を主張する人のコントロールに手を焼いている中国しかり、時代は大きく変わろうとしています。マイノリティーがマジョリティの搾取で左団扇、の時代は終わろうとしている。それが、ITの力でできる。なので、我々マジョリティが、やっと、堂々とマイノリティと血を流さないで戦える時代が来たと確信しています。

話がちょっとそれました。

ここまで異常な支配が数千年続いたわけですが、これからは、幼稚園で学ぶような、人間としてごくごく当たり前の、「正直者が幸せになる」時代が来ます。

フェアトレードの広がりもその一環だと思います。

日本の若者は気づいてます。バブルも経験がなく、生まれてからずっと不況に育った若者は、もうお上には何の期待もせず、自分の価値観に従って、幸せに生きる道を模索している。

過去の歴史も、大飢饉などの極限状態になったときに革命が起きている。我慢の限界の時に。

金が金を生む歪んだ金融システム、歪んだ資本主義がリーマンンショックでぼろをだし、今、世界全体の実体経済をまた、EU危機が発端となって脅かそうとしています。
我々マジョリティも我慢の限界に達しています。その象徴が、アラブの春であり、ウォール街のデモだと思います。

本当に歴史が大きく変わるこのダイナミズムあふれる時代に生を受けたことに感謝します。

そして、微力ながら、世界全体、人類全体がひとつステップアップするであろう成長の一助になれたら、こんなにうれしいことはありません。

農家の人がまじめに愚直に作った作物を、天の恵みを、地のめぐみを、海の恵みを、正当な評価をして、正当な対価を払いましょう。

私は最近、OISIXの配達野菜を復活させました。原発にかかる日本政府・東電・自治体がオオカミ少年になってしまい、子供の安全を第一に考えたこともありますが、結果的に、フェアトレードにつながってると思います。
タヒチアンノニも飲んでいます。月に24000円。自分が休職してどんなに苦しくてもこれは辞めませんでした。それほど素晴らしい効果を実感してるのもありますが、タヒチアンノニの理念、まさしくフェアトレードの理念に共感したからです。

会計士の立場から言っても、価格のみでの勝負は当然企業を疲弊させ、従業員の給与の減少につながり、それが価格競争を増長させ・・・のまさしくデフレスパイラルになってしまう。
一見、個人レベルで、ミクロレベルで考えると合理的な行動(安いものを買う)が、全体レベル長期的なレベルでは、自らの首を絞めることにつながる、”合成の誤謬”です。これが現実に起きている。
過当競争のわなに陥ると、必ず、産地偽装などの、人の安全を無視した不正が横行します。
当然ですよね。売値を下げるには原価をさげなければならない。そうすると、企業は生き残るためになりふり構わなくなる。
一揆、革命、経済犯罪、企業の不正、全部一緒です。
結局、自らの命を脅かされたときに、人は動く。
前者(一揆、革命)は人類を進歩させると思いますが、後者は厄介です。大局的な利益、国民、人類の利益を無視して、自分の財産、親族、地位・名誉を守るために、世界的損失を犠牲に私腹を肥やす。

こうならないためにも、絶対に、フェアトレードの概念は必要で、それに若者も気づき始めている。
sustainability(持続可能性)、diversity(多様性)の尊重のための取組をしている企業も増えてきています。
地球がなければ我々は生きられない。だから、地球を大事にするために、環境に配慮して地球の資源を大事に使い、生態系を崩さないように多様性を認める。当たり前のことをやっと当たり前にできる時代が来ました。

必ず、「正直者が幸せになる」時代が来ます。っていうか、すでに来てる。

分野は違いますが、真理はひとつです。一緒に日本を、世界を、元気にしていきましょう!
NONAME 2011/11/06(Sun)11:10:36 [Edit]
100%共感します。
名前入れ忘れました。失礼します。
鶴巻 貴紀 2011/11/06(Sun)11:12:46 [Edit]
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